エクサクタマウントレンズ
KineExakta
35mm版一眼レフの元祖は、1936年(昭和11年)発売のキネエクサクタである。旧ソ連のスポルトがわずかに早かったらしいが、市場にはほとんど出てこない。実質的な元祖は、エクサクタだというのが定説である。

エクサクタ(日本ではエキザクタと呼ぶ場合が多いが、英語読みでもエグザクタが正しいらしい)は、ドレスデンのイハゲー社が製造した。イハゲー社はオランダ資本であったために、東ドイツにありながら、人民公社にならずに事業を継続出来た。そのためだろうか品質、性能ともに優秀で、その独特なデザインと共に西側諸国で高く評価されていた。

カメラとしては極めて異端で、個性的である。巻き上げ、シャッターなどが左側にある。

発売当初は、スナップや報道写真よりも、書類や図面の複写、顕微鏡写真など学術、研究などの用途に使われることが多く、レンズを下にして複写台に設置することから、巻き上げ、シャッターが左側に付いているのだという。設計者が左利きだったというのは、俗説らしい。

裏窓 
1954年(昭和29年)ヒッチコックの名作「裏窓」で、ジェームス スチュワートがアパートの裏窓からのぞき見する冒頭シーンに、主役として登場するのは、このエクサクタであった。若き日のグレース ケリーの美貌を、懐かしく思い出す。

エクサクタ−M4/3アダプター
ヤフーオークションで9,800円

WESTROCOLOR 50mm F1.9
ヴェストロカラー50mm F1.9
西独のイスコ ゲッチンゲン社製。
ゼブラ鏡胴とプリセット絞りが印象的。
LUMIX G1
かなり個性的なスタイルになる。
絞りセットボタンの存在感が大きい。
(クリックすると大きくなります。)
F8.0 1/2500 iso100
高圧鉄塔
F8.0 1/1000 iso400
日比谷公園

エクサクタ独特のプリセット絞りが使いやすい。解放でピントを合わせてから、レンズに付いている大きな絞りボタンを押すと、セットした絞りに絞られ、そのまま押し込むとシャッターが切れるという面白いメカニズム。もちろんG1に付けた場合は、シャッターは切れない。

このアダプターは少しオーバーインフだ。の手前で無限遠にピントが合う。要注意。

F8.0 1/2000 iso400
日比谷の街路灯
F8.0 1/1250 iso400
日比谷交差点

Tessar 50mm F2.8
テッサー50mm F2.8
ヤフーオークションで4,500円は破格。
カールツアイスの名玉である。
LUMIX G1
テッサーはおとなしいデザインだから
G1によく似合う。
(クリックすると大きくなります。)
F5.6 1/640 iso400
噴水
F8.0 1/800 iso400
花壇
F5.6 1/400 iso400
眠りネコ
F8.0 1/640 iso400
寝ぼけネコ

さすがにテッサーはシャープでクリアーだ。ツアイスの名玉が破格の値段で手に入るのも、
エクサクタマウントのおかげ。日本ではあまり人気がないのだろうか。

Travenar 135mm F3.5
Lumix G1+トラベナー135mm F3.5
湘南カメラ倶楽部の忘年会のオークションで、手に入れた。エクサクタマウントはここでも人気が無くて、ジャンク価格で落札出来た。いやもしかすると新入りの私への、ご祝儀だったのかもしれない。ドイツのシャハト(Schacht)社製のレンズだ。

(クリックすると大きくなります。)
高見盛 弓取り式
平成24年の初場所である。F5.6に絞って、高感度で撮影した。少し甘いが、雰囲気は良く出た。ルミックスに付けると270mmの超望遠となる。椅子C席からちょうど土俵全部が写る。相撲好きの私には、格好のレンズである。

ネコ バラ
近くの谷津バラ園で試し撮り。ちょうどどこかの飼い猫が公園でひなたぼっこ、バラ園は冬のこととて、ほとんど咲いていなかったが、数少ない赤いバラを狙った。ボケ味は見事である。


マイクロフォーサーズでオールドレンズを楽しむ(まず初めにご覧下さい)
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