キャノンFDマウント
キャノンF−1
キャノンフレックスから始まったキャノンの一眼レフは、昭和46年(1971)のF-1で、その頂点を極めた。FDマウントはこの機種から採用されたレンズシステムで、以来10年にわたって、プロカメラマンに支持され、愛用されてきた。

昭和55年(1980)、オートフォーカスのEOSシリーズ発売により、高度の電子制御機構を備えたEFレンズに、その座を譲った。EOSが採用したEFマウントは、フランジバックがFDより2mm長く、膨大なFDレンズは、最新機種にフィットしないために、30年近く忘れ去られていた。だから中古価格は驚くほど安値だ。

CANON FD 24mm F2.8
CANON FD 24mm/F2.8
左:RAYQUALブランドのFD−M4/3
近代インターナショナルに発注したら
これが届いた。宮本製作所製だな。
LUMIX G1
キャノンFD24mmをつけたG1。
24mmはG1につけると48mm。
散歩カメラにちょうど良い画角になる。
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F5.6 1/2000 iso100
無限遠は非常にシャープだ。
F4.0 1/2500 iso100
キャバレーと予備校が共存する駅前風景

30年経ってもキャノンはキャノン。見事な描写だ。このレンズ、ヤフーオークションで
4,400円で落札した。24mmがG1には魅力だが、それにもましてジャンクとは思えない
美しい描写に脱帽。
F5.6 1/160 iso100
立春。梅もちらほら。
F4.0 1/1000 iso100
ボケ味も美しい。

CANON FD 28mm F3.5
キャノン FD 28mm F3.5
旧型FDレンズだ。
白いリングがストッパーを兼ねる。
LUMIX G1
FDのレンズは少しケバイ。
オレンジとグリーンの色遣いは派手すぎる。
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F5.6 1/400 iso100
高圧鉄塔
F5.6 1/320 iso100
京成特急
F3.5 1/25 iso100 F3.5 1/40 iso100
ボタンクサギ
道ばたに咲いていた。初めて見る花だ。30cmまで寄れる。


CANON FD 35mm F3.5
キャノンFD 35mm F3.5 LUMIX G1
(クリックすると大きくなります。)
F5.6 1/400 iso100
高圧鉄塔
F8.0 1/160 iso100
パンパスグラス
F3.5 1/25 iso100 F3.5 1/40 iso100
ボタンクサギ
よく見るとなかなか美しい。最短撮影距離は30cm。


CANON FD 50mm F1.8
LUMIX GM5
LUMIXの最新型。超小型ボディーにつけてみた。

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下校 高圧塔
2016年に購入した最新型だ。ミラーレスカメラとしては最小モデルであろう。絞りはF8に絞ってある。

美央柳 野生の枇杷
画角はちょうど100mmになる。キャノンレンズの中でも名玉とされ、多くのカメラマンに愛されたレンズである。 


CANON FD 135mm F3.5
CANON FD 135mm F3.5
ヤフーオークションで2,400円で落札。
非常にきれいで、革製のケースまで
ついてきた。単体で406g。
LUMIX G1
口径が大きいので、どっしりした感じ。
いい写真が撮れそうな気がする。

残念ながら、このレンズ絞り環が効かない。絞りは開きっぱなしだが写りは悪くない。
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F3.5 1/4000 iso100 F3.5 1/2500 iso100
絞り解放でも無限遠は非常にシャープだ。
F3.5 1/1000 iso800
カキドオシ
F3.5 1/1000 iso800
シュロの花
F3.5 1/1250 iso400
ナガミヒナゲシ
F3.5 1/1250 iso400
ヘラオオバコ
F3.5 1/640 iso100 F3.5 1/800 iso200


ニューFDレンズ

1979年6月より、キャノンはニューFDマウントに移行する。ロック機構がつき、FDより小型化され、銀色のリングが無くなり、バヨネットのようにワンタッチで装着できるようになった。

 50mmF1.8の新旧比較
左:旧FD          右:新FD

FDマウントのレンズには、特殊な絞り制御の爪が2つついている。旧FDの爪は手で動くが、ニューFDの爪は動かない。新、旧でアダプターへの取り付け方が違う。ニューFDのレンズは、下の手順でアダプターに装着する。

1.
絞りにAマーク
あればニューFD。
取り付ける際は
Aポジションを外す。
2.
レンズの赤丸を
アダプターの
▽にあわせる。
3.
▲まで上の矢印の
方へ回す。
レンズがアダプター
と噛み合う。
4.
レンズを押し込み
下の矢印の方向
にカチッとするま
で回す。

CANON NFD 50mm F1.8
CANON NFD 50mm F1.8
ニューFDと呼ばれるレンズだ。
ジャンク品だが非常にきれいだ。
LUMIX G1
CANON50mmをつけたG1。
小型レンズなのでよく似合う。


ヤフーオークションで1,110円で落札した。非常にきれいでとてもジャンクには見えない。
オールドレンズはこれだから嬉しい。絞り制御の爪のおかげで、これまでアダプターが
開発されなかった。RAYQUALはマイクロフォーサーズ用アダプターで、見事に問題点を
解決した。膨大なFDマウントの資産が活用出来るようになったのである。
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F5.6 1/2000 iso100
シャープさが光る無限遠。
F5.6 1/1000 iso100
東京国立博物館。

ジャンク品とはいえ、プロカメラマンに長年にわたって支持されてきたレンズである。
シャープな描写は、さすがに世界のキャノン。写真を撮るのが楽しくなる。


F5.6 1/40 iso100
冬の花壇。
F1.8 1/30 iso100
ミカンと猫ニャン。
F1.8 1/3200 iso100 F1.8 1/2500 iso100
桜4題。新宿御苑で名残の八重桜。2009年4月。
F11 1/100 iso100 F11 1/100 iso100

CANON NFD 200mm F4
CANON NFD 200mm F4.0
新宿のマップカメラで見つけた。
非常にきれいなレンズで4,800円は
破格の価格だろう。単体で438g。
LUMIX G1
思ったより細くて軽い。
これで400mmの画角が得られるのだ。
キャノンFDマウントは掘り出し物の宝庫だ。

小型軽量なので、400mmでも手持ち撮影が出来る。ピントも合わせやすい。
手持ちで軽快に、超望遠の楽しさを味わえる。
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F8.0 1/800 iso200 F5.6 1/800 iso800
F5.6 1/4000 iso800 F5.6 1/800 iso800
F5.6 1/1000 iso400 F8.0 1/160 iso200


 Canon NFD 50mm Macro F3.5
 
 Pnasonic Lumix GM5+Canon NFD Macro 50mm F3.5

 4群6枚構成のマクロレンズ。驚くほどの安値で手に入るが、実力は侮れない。最短撮影距離は23cmとマクロレンズの面目躍如。

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 未央柳  あじさい
雨の翌日はマクロの出番だ。未央柳やアジサイは露を含んで美しい。20cm近く寄れるのは嬉しい。
 
   
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