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2006年4月佐渡へ渡ってついに全国制覇を達成した。1996年伊豆の国府を訪ねてから10年が経過した。やっと完走したと、ちょっぴり胸を張りたい気持ちだ。しかし、考古の発見は次々に報告されるし、新しい学説も紹介される。国府物語は永遠に完成しないのかもしれない。それも楽しみの内だ。この間、たくさんの方々と知り合い、いろいろご教示をいただいた。これからもこの人脈を大事にして、国府物語をさらに充実させていきたい。


*国府とは *国府3点セット *国府一覧表
*全国国府巡回録 *参考文献 *お奨めリンク集 *相互リンク集


上総国柳楯神事を追加しました。(2014.09.13)←NEW

讃岐国を全面改定しました。讃岐国府跡探索事業の成果をお伝えします。(2014.05.19)←NEW

上総国を全面改定しました。かずさのくに国府探検隊参加記録です。(2014.01.15)

駿河国一之宮浅間神社を追加しました。(2013.11.05)

越前国を全面改定しました。第1回こしのくに国府サミットの報告です。(2013.10.05)

縄文紀行に北海道の縄文遺跡群を追加しました。(2012.10.08)

下総国下総国戸籍を載せました。8世紀のトラちゃんとサクラさんが載っています。(2012.07.01)

縄文紀行に信濃川流域の火焔土器文化を載せました。(2009.07.28)

新しく「LUMIX G1とオールドレンズを楽しむ」を始めました。(2009.01.05)


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国府とは、、
国府は、古代日本の各国毎に置かれた政治の中心都市。

大化改新(645)により、中央集権の政治体制確立を目指した大和朝廷は、それまでの
国造(くにのみやつこ)などの地方豪族による地方統治から、中央官吏による直轄統治を推進した。地方統治の単位である国毎に国府を定め、中央から国司を派遣して、徴税、軍事、治安維持等に当たらせたのである。
天皇中心の律令国家は、こうして次第に体制を整えていく。壬申の乱(672)を経て、天武・持統朝に強力に展開され、大宝元年(701)大宝律令の成立によって完成した。

現代でも国府、府中等の地名が各地に残されているが、武蔵国の府中、駿河国の静岡などのように、今でも大都会として躍動しているところはまれで、ほとんどは小さな町や村に、ゆかりの地名だけがひっそりと残っている。


僕が国府に興味を持ったのは、
青春の意気盛んな頃、愛知県に
単身で住んでいた時であった。


名古屋から豊橋へ向かう名鉄本線
に国府という駅を見つけた。


アレ?と思ってよく見ると、振り仮名が「こう」とあった。
国府と書いて「こう」と読むんだということを、このとき初めて認識した。
そう言えば、千葉県の京成線にも国府台と書いて「こうのだい」と読ませる駅 が
あるし、神奈川県にも国府津と書いて「こうづ」と読ませるところがあったなあと
気が ついた。


国府に何とはなしに惹かれていった始まりである。



国府3点セット

私は、このシリーズで国府の所在地を訪ね、写真で記録していきたいと思う。
国府には次の3点の建物がセットで存在するはずである。それぞれの国で
その3カ所を回って記録していきたいと思っている。

  1. 国府・国衙・国庁
    国府の役所。
    国府に勤める役人は、守(かみ)、介(すけ)、掾(じょう)、目(さかん)の4等官の下に組織され国司と呼ばれた。紫式部の父は越前守藤原為時、織田信長は上総介
      
    常陸、武蔵のような大国は、特別に大掾、大目と呼ばれた。
    国司の地位は相当なもので、鎮守府将軍を務めた平将門の叔父平国香は、常陸の大掾で終わっている。つまり鎮守府将軍は国司の三等官にすぎないということだ。

    天長3年(826)、常陸、上総、上野の三国を親王任国とし、国守を太守と称した。親王太守は実際には赴任しないので、親王任国では大介がNO1であり、平国香は常陸のNO2であったともいえる。

    後に後醍醐天皇は陸奥をも親王任国として、善良親王(後村上天皇)を太守とした。

    国司が勤める役所を国庁、役所の建物がある区画を国衙、国庁のある町を国府といった。しかし、実際はそれぞれ混同して使われている。

      
  2. 総社・惣社  
    国衙の近くに置かれた神社。
    国司は定期的に国内の主要な神社を巡拝する義務があったが、 のちに主要な神社を国衙の近くにまとめて祀り、総社と称して巡拝の便なら しめた。

    伯耆国の総社の由緒書きに寄れば、和銅二年(709)に当時の伯耆守金上元為が国庁敷地内の神社に、国内主要神社を併せ祀ったとある。総社の初見である。

    総社は、のちに国司と組んで権力を握り、その国の神官の任免、神領の配分などに影響力を及ぼした。しかし、律令体制の崩壊によって、次第に衰微し、中世に至ると一之宮や、守護大名の影響が強い八幡社に、その地位を奪われていく。

  3. 国分寺・国分尼寺
    諸国に置かれた官営の寺。
    聖武天皇の天平13年(741)3月24日、詔して諸国に国分寺、国分尼寺を造る。
    国分寺は「金光明四天王護国之寺」、国分尼寺は「法華滅罪之寺」が正式名称。

    大部分は国府の市域の外にほぼ接して置かれた。
      
      国分寺建立の詔
      天平十三年三月乙巳、詔して曰く、「朕薄徳を以て忝なく重任を受け
      未だ政化を弘めず、ごび多く慚ず。....是を以て広く蒼生のために
      あまねく景福を求む。....宜しく天下諸国をして各敬しみて七重塔
      一区を造り、併せて金光明最勝王経、妙法蓮華経各一部を写さしむ
      べし。....それ堂塔の寺は、また国の華なり。必ず好処を択びて、
      実に長久にすべし。....また国毎の僧寺には封五十戸、水田十町
      を施し、尼寺には水田十町、僧寺には必ず二十僧あらしめ、その寺の
      名を金光明四天王護国之寺と為し、、、、、」と。    (続日本紀)


    金光明最勝王経 妙法蓮華経

    国分寺の制度は、中国の唐に倣ったものと思われる。
    載初元年(690)則天武后は全国の諸州に大雲経寺を、その子中宗は、神竜元年(705)大唐中興の名を持つ中興寺のちの龍興寺を設置した。こうした寺院の経営、僧尼の生活は国費でまかなわれた。我が国の国分寺制度のお手本であろう。



国府一覧表(総社・国分寺も掲載)


<<<全国国府巡回録>>>

1.三河国 愛知県豊川市国府 '96.06.19 02.06.01 06.04.08 (三河国天平の里資料館)

2.下総国 千葉県市川市国府台 '96.10.16 '02.08.24 '04.10.08 (幻の美女真間の手児奈の伝説)

3.武蔵国 東京都府中市宮町 '96.10.17 02.09.05

4.下野国 栃木県栃木市 '96.10.26 03.01.03 04.06.11(道鏡幻夢) 

5.伊豆国 静岡県三島市 '96.11.10 06.02.05

6.尾張国 愛知県稲沢市国府宮 '97.03.12 01.09.26(悪い国司と良い国司)

7.日向国 宮崎県西都市 '97.03.18(神々が息づく里「日向・高千穂」

8.甲斐国 山梨県東八代郡御坂町国衙 '97.03.20 02.04.06 08.04.06

9.陸奥国 宮城県多賀城市 '97.05.28 01.11.16 05.10.15

10.駿河国 静岡県静岡市 '97.06.28

11.信濃国 長野県上田市 '97.07.17 '03.10.13

12.常陸国 茨城県石岡市総社 '97.07.28 02.06.06 03.03.09

13.相模国 神奈川県平塚市四之宮 '97.10.15'02.05.05(国府祭) 03.03.05 

14.出雲国 島根県松江市 '97.10.22 '05.04.20 (荒神谷・加茂岩倉遺跡)07.05.20

15.備中国 岡山県総社市 '97.10.23

16.美濃国 岐阜県不破郡垂井町府中 '98.03.28 02.07.05 02.10.19 

17.遠江国 静岡県磐田市見附 '98.04.25

18.安房国 千葉県安房郡三芳村府中 '98.05.03 02.09.14(国司祭)

19.上総国 千葉県市原市惣社 '98.05.03 '14.01.15

20.飛騨国 岐阜県高山市 '98.05.23

21.伊賀国 三重県上野市 '98.05.30 02.09.20

22.伊勢国 三重県鈴鹿市 '98.05.30 '02.09.20 '07.08.07(齊王の恋・斎宮歴史博物館)

23.備前国 岡山県岡山市国府市場 '98.08.09 05.07.08

24.讃岐国 香川県坂出市府中町 '98.08.10 '14.05.19
(西行の恋)

25.志摩国 三重県阿児町国府 '98.10.10

26.近江国 滋賀県大津市 '98.10.31 '05.03.13(太平記)

27.越前国 福井県武生市国府 '98.11.15 '13.10.05 (蟹宿こばせ)

28.若狭国 福井県小浜市府中 '98.11.15

29.摂津国 大阪市北区   '99.04.07 '05.03.13 

30.山城国 京都府乙訓郡 '99.04.23

31.上野国 群馬県前橋市元総社町 '99.06.03 06.11.09

32.紀伊國 和歌山県和歌山市 '99.08.09

33.加賀国 石川県小松市古府町 2000.01.23

34.大和国 奈良県高市郡 2000.03.30 2007.03.20 (藤原宮、平城宮)

35.伊予国 愛媛県今治市 2000.08.17

36.出羽国 山形県酒田市 秋田県秋田市 2000.11.24 2003.08.09(小野小町誕生伝説)

37.豊後国 大分県大分市古国府 2001.08.17

38.越中国 富山県高岡市伏木古国府 2002.07.12(越中守大伴家持ゆかりの万葉の国)

39.能登国 石川県七尾市府中 2002.07.13(和名抄の編纂をした能登守源順)

40.越後国 新潟県上越市国府 2002.07.13

41.播磨国 兵庫県姫路市 2002.08.11

42.土佐国 高知県南国市 2002.11.02

43.河内国 大阪府藤井寺市惣社 2002.12.07(道鏡の名誉回復)

44.和泉国 大阪府和泉市府中町 2002.12.07(葛の葉姫伝説)

45.筑前国 福岡県太宰府市 2003.05.25 2006.06.04(万葉集筑紫歌壇)(金印の謎)

46.筑後国 福岡県久留米市 2003.05.27

47.肥前国 佐賀県佐賀郡大和町 2003.05.27(吉野ケ里遺跡)

48.対馬嶋 長崎県下県郡厳原町 2003.07.13(海幸彦・山幸彦の物語)

49.大隅国 鹿児島県国分市府中 2003.09.07

50.薩摩国 鹿児島県川内市国分寺町 2003.09.07

51.伯耆国 鳥取県倉吉市国府 2004.01.23

52.因幡国 鳥取県岩美郡国府町 2004.01.23

53.但馬国 兵庫県城崎郡日高町 2004.01.24 04.04.24 06.11.18(但馬国府・国分寺館)

54.丹後国 京都府宮津市府中 2004.01.25

55.丹波国 京都府船井郡八木町屋賀 2004.01.25 04.25

56.肥後国 熊本県熊本市国府本町 2004.07.10

57.壱岐嶋 長崎県壱岐市芦辺町湯岳興触 2004.07.11

58.周防国 山口県防府市国衙 2004.07.31 2004.11.07(国宝 瑠璃光寺の五重塔)

59.安芸国 広島県安芸郡府中町 2004.08.01(台風被害のあった安芸の宮島)

60.備後国 広島県府中市元町 2004.11.08

61.美作国 岡山県津山市総社 2004.11.20

62.淡路国 兵庫県南淡路市国衙 2005.01.22(淡路廃帝の悲話)

63.阿波国 徳島県徳島市国府町府中 2005.01.23

64.石見国 島根県浜田市下府 2005.02.20(歌聖柿本人麻呂の謎)

65.隠岐国 島根県隠岐の島町甲野原 2005.04.21(隠岐国分寺蓮華会舞)

66.長門国 山口県下関市長府町 2005.04.23(平家哀歌)

67.豊前国 福岡県京都郡豊津町国作字御所宮ノ下 2005.04.24(藤原広継の乱)

68.佐渡国 新潟県佐渡市真野町 2006.04.01(国府物語完!)

69.琉球王国 沖縄県那覇市 2002.01.16 2007.04.04(特別掲載)

70.極北の地に花開く縄文王国 2007.10.28三内丸山、亀ヶ岡、是川遺跡(特別掲載)


参考文献
古事記(倉野憲司校注 岩波書店) 日本書紀(井上光貞ほか校注 岩波書店) 万葉集(武田祐吉校注 角川書店)
続日本紀(国史大系 吉川弘文館) 続日本紀(直木孝次郎他訳注 平凡社) 続日本紀(宇治谷猛著 講談社)
続日本紀(新日本古典文学大系 青木和夫他校注 岩波書店) 今昔物語集(池上洵一編 岩波書店)
古今和歌集(窪田章一郎校注 角川書店) 新古今和歌集(佐佐木信綱校訂 岩波書店) 官職要解(和田英松校訂 講談社)
歴博研究報告(国立歴史民族博物館) わが心の国分寺(玉手英四郎著 里文出版) 国府(藤岡謙二郎著 吉川弘文館)
一宮ノオト(齋藤盛之著 思文閣出版) 後鳥羽院(丸谷才一著 筑摩書房) 幻の国府を掘る(寺村光晴 雄山閣)
出雲国風土記(荻原千鶴訳注 講談社) 古語拾遺(斎部広成撰 岩波書店) 魏志倭人伝(石原道博編 岩波書店)
吾妻鏡(龍粛訳注 岩波書店) 太平記(岡見正雄校注 角川書店) 更級日記(関根慶子訳注 講談社)
街道をゆく(司馬遼太郎著 朝日新聞社) 逆説の日本史(井沢元彦著 小学館) 真実不虚(山野としえ著)
最新世界年表(三省堂編) 神道事典(國學院大學日本文化研究所編) 市川の歴史(松本太郎他市川市教育委員会
先代旧事本紀の復権(日本の神々 上田正昭・鎌田純一 大和書房) 出雲大社(千家尊統著 学生社)
古代幻視(梅原猛著 文藝春秋) 大和朝廷(上田正昭著 講談社) 古代の役所(山中敏史・佐藤興治 岩波書店
日本社会の歴史(網野義彦著 岩波書店) 琉球王国の歴史(佐久田繁編著月刊沖縄社) 海上の道(柳田国男著 岩波書店)


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